ツヨライブ

Web業界で働く大村剛士(オオムラツヨシ)のWebマーケティングブログ。新しいユーザー体験を考えたり、紹介したり。

7月の読書

日記, 読書 8月 5th, 2009
真実の瞬間―SAS(スカンジナビア航空)のサービス戦略はなぜ成功したか 真実の瞬間―SAS(スカンジナビア航空)のサービス戦略はなぜ成功したか
堤 猶二

ダイヤモンド社 1990-03
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スカンジナビア航空の社長が書いた逆転業績回復のサクセスストーリー。1990年著なので、もう20年前の話にはなりますが、そんなに古さは感じない。もちろん具体的な取組みの内容は、現代では当たり前のサービスですが、マーケティングの原則に基づいて実践するとこうなった、という話が具体的に書かれていて、そのへんは今とそんなに変わらないと思います。要は顧客本位で考えようということ。一言でいうとそれに尽きると思います。

こういうサクセスストーリーは、話ネタになるだけでなく、自分が当事者になったときにも重ねて考えることができるので、良書だと思います。

いかに「時間」を戦略的に使うか いかに「時間」を戦略的に使うか
DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部

ダイヤモンド社 2005-10-07
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効率的な時間の使い方について説いた論文集。HBRの論文は難しいものが多いが、その分読み応えのあるモノが多い。印象的だったのは、時間的制約のある中では人はいいパフォーマンスを発揮できない、ということ。

自分なんて最近はもっぱら「追い込まれるまで手をつけない」性格になってしまって、締切の前日に一気に取り掛かるほうなんですけれども、そういう状況下では最高のパフォーマンスが発揮できないよ、と本書の中で言っている。

わかる。そりゃそうだ。ロクに準備もしていないわけだし、じっくり内容を考える時間もないし。書きながら考え、考えながら書くわけだから、油断すると矛盾した内容に出来上がったり無駄が多くなったりする。わかってるんだけど、ついついそうなってしまうのはなぜかといえば、そうやってできた成果が、そこそこのモノであることが多いから。要は、なんとかなってる現実(軽い成功体験)があるからだ。

論理ではわかっていても、体験して得たものにはかなわない。人間てずるい生き物です。

いかに「サービス」を収益化するか (Harvard Business Review Anthology) いかに「サービス」を収益化するか (Harvard Business Review Anthology)
DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部

ダイヤモンド社 2005-08-05
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良書です。サービスの収益化というタイトルだけれども、サービスレベルの必要性だとか、サービスの教科書的企業であるリッツ・カールトンホテルのケーススタディなんかは臨場感があって、ホントに面白い。サービス業を担当している人は、必ず読んでおくべき一冊だと思います。

逆転のサービス発想法―見えない商品を売るマーケティング 逆転のサービス発想法―見えない商品を売るマーケティング
Harry Beckwith

ダイヤモンド社 1998-12
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良書です。サービス業界に携わる者として、必携です。
ブランディング、営業スタイル、アフターフォローなど、次も選んでもらうためのTIPSがちりばめられていて、かつ読みやすい。時間があれば、TIPSだけでもまとめて「語録」にしていつも見えるところに貼っておきたいです。

インビジブル・マーケティング―「見えない商品=サービス」を売り込む四つの鍵 インビジブル・マーケティング―「見えない商品=サービス」を売り込む四つの鍵
Harry Beckwith

ダイヤモンド社 2001-04
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「逆転の新サービス発想法」の続編です。筆者が同じなので、多少内容が重なるところもありますが、「逆転の~」を読んでからなら内容がつながっていてより理解できると思います。

製品は作られるが、サービスは届けられる。
製品は使われるが、サービスは経験される。

そういう意味で、営業方法やサービス戦略って複雑。

コトラーの戦略的マーケティング―いかに市場を創造し、攻略し、支配するか コトラーの戦略的マーケティング―いかに市場を創造し、攻略し、支配するか
Philip Kotler

ダイヤモンド社 2000-02
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読書中。いい教科書です。

小倉昌男 経営学 小倉昌男 経営学

日経BP社 1999-10
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おすすめ平均

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個人向け宅配便事業の立上げに関する苦労話というとなんだか安っぽい印象ですが、内容は壮大なスケールです。経営者であれば必読、そうでなくても社会人として読んでおくべき本かと思います。

それにしても、昔の宅配便はそんなに何日もかかっていたのね・・・生まれたときからすでに宅急便があったので、気にしていなかったことでしたが、改めて考えると個人なんていつどこに荷物を送るかなんてわかるはずがないのに「翌日配達」と謳ったことや、まるで郵便局のように営業所を全国に展開してサービスレベルを向上させたり、というのはもちろん財務的な体力も必要ですが、「舵取り」がすごいと思う。ガッチリマンデーを見てても、最近こういう経営者って少ないなぁと思います。

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