Amazonクラウドに「キャパシティの限界を超えているのでは?」との疑い
Web, Webビジネス, マーケティング, 日記 1月 28th, 2010
ちょっと興味深い記事だったので。
Amazonクラウドの性能低下を経験したユーザーが、Amazonクラウドはデータセンターのキャパシティを超えて利用者と契約しているのではないか? との疑いを投げかけています。
引用元: Amazonクラウドに「キャパシティの限界を超えているのでは?」との疑い – Publickey – BLOGOS(ブロゴス) – livedoor ニュース.
上のグラフは、サーバまでのpingの反応速度だそうで、これを見ると確かに遅延してますね・・・。クラウドなプラットフォームも、こういうデータを見るとエンタープライズへの適用に踏み切れない日本企業はまだまだ健在かなぁと思ったり。amazonは否定してますが。
で、今日発表されたのがこの記事。
ニフティ、「オンデマンド」「従量制」「仮想化技術の運用ノウハウ」の三大特長を持つ
本格的なクラウドサービス『ニフティクラウド』を提供開始
当社は1月27日(水)15:00から、ニフティのサービス基盤を活用した本格的なクラウドサービス『ニフティクラウド』の提供を開始し、クラウドサービス事業に参入します。『ニフティクラウド』は、お客様の利用状況に応じてサーバーやメモリーの増設にオンラインで対応できるオンデマンド、1時間単位で利用することができる従量制の料金プラン、大規模システムを運営する仮想化技術を活用したシステム構成、の三つの特長があります。
http://www.nifty.co.jp/cs/newsrelease/detail/100125003799/1.htm
国内でIIJに続き、クラウドと銘打ったサービスです。この記事を見て、同業者の方々は何を感じたでしょうか。「もうウチはダメかも・・・」と思いましたかね。
私は正直、気にするほどのことではないと思ってます。すごいなぁ、結構投資したんだろうなぁとは思いますが、料金体系をみたところ、EC2とほぼ同等で、ビジネスプランも4桁数のユーザで計画しているっぽいかんじ。よほどのブレイクスルーが起きないかぎりは、ニフティIDを持っている法人しか購入できないこのサービスの伸びしろはもともとあまりない。むしろ日立情報がやってる「リソースオンデマンド」のほうがエンタープライズ向けにははるかに可能性を秘めていると思います。
あとは、結局サーバだけでは売れないということ。なので「SaaS分野への進出」とも書かれていましたが、「その上で何が動くのよ」というところが言えないと、この市場に未来はないのです。
別に負け惜しみでもなんでもなく、そうカンタンにこのビジネスは成功しないということ。時間単位での従量課金が適用できる用途はとても限られているということ。
まあでも、これは2010年1月現在の考えです。もしかしたら来月は違っているかもしれません。あまり本気で読まないほうがよいと思います。
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