ツヨライブ

Web業界で働く大村剛士(オオムラツヨシ)のWebマーケティングブログ。新しいユーザー体験を考えたり、紹介したり。

関東と関西のささやかな文化の違い 

HACK, コミュニケーション, ネタ, 言葉 3月 26th, 2010

関西と関東の文化の違いって、メジャーどころだとケンミンSHOWなんかでもよく取り上げられたり、その他にもいろいろなところで見聞きしますので今さら・・・という気もしないでもないですが、妻キクも大阪出身ということもあり、一緒に生活していると小さな文化の違いについていろいろありまして、せっかくなのでちょこっとまとめておきたいと思います。

まずは有名どころから。

たぬき

たぬきそば

東京では、

たぬき=天かすがのった

きつね=油揚げがのった

という意味で、それぞれ「たぬきうどん、たぬきそば」「きつねうどん、きつねそば」が存在しますが、大阪では「たぬきそば、きつねうどん」しかありません。だから大阪の人は、たぬきそばを注文するときにいちいち「そば」をつけることはなく、「たぬき」とか「きつね」といった言い方で注文します。ちなみに、「天かすがのったうどん(東京で言うところのたぬきうどん」は、大阪では「はいからうどん」と言いますが、客席で自由に天かすやねぎを入れることができるため、そんな名称を使ってるのは「なか卯」ぐらい、だそうです。

ちなみにマルチャンの「赤いきつね」にも有名なエピソードがあります。これは一度ちゃんと二種類を並べて食べ比べをしたいと思いつつ、もう8年も経過してしまいました。

話はそれますが、マルチャンの「赤いきつね」は、東と西では名前もデザインも一緒だけど味に違いがあるそうです。東京で食べる赤いきつねは、カツオだしをベースに普通のお醤油で味付けした、しっかりした味。大阪で食べる赤いきつねは、カツオにコンブと煮干しを加えただしと薄口醤油を使った上品な味です。東日本と西日本での嗜好の違いを考慮し味を分けたそうです。
味の分岐点は、東海道で言えば天下分け目の合戦で有名な関ヶ原のあたり。太平洋側では、三重県までは東向けで和歌山県からは西向け。日本海側では、新潟県までは東向けで富山県からは西向けに。東日本向けと西日本向けを見分ける方法ですが、容器の側面に製品内容を説明した一括表示があり、その横に小さく「E」か「W」の文字が入っています。「E」 は「EAST」(東)、「W」は「WEST」(西)の略です。

http://homepage2.nifty.com/osiete/s512.htm

こちらのサイトには、関が原あたりが境目ではないか、と書かれています。

エスカレーター

escalator

通勤時の慣例で、エスカレーターに乗ったときに空ける列は右か左か、という話です。もちろん規則ではないし、エスカレーターの荷重バランスが悪くなる、といったメーカーの苦情も聞こえてきそうですが、朝のスムーズな人の流れを作り出すための、いわば集合知から生まれた慣例です。進行方向に向かって、大阪では左側、東京では右側を空けるのがこの慣例。ちなみに私の出身地の名古屋でも、右側を空ける傾向があります。米原あたりが分岐点、というウワサがあります。

新幹線の東京駅や大阪駅、羽田空港や伊丹空港なんかで、よくそれぞれの慣例が入り乱れ、ゴチャゴチャになってしまってる光景を見かけます。

ただしエレベーター協会は、「そういうのやめてー」と呼びかけているそう。名古屋でもエスカレーター上での歩行は禁止の方向になっているそうで。

http://www.n-elekyo.or.jp/comf/esc_use_01.html

やきそば定食

やきそば定食

これも有名ですね。やきそば定食。はじめて食べたときは、違和感を覚えつつも、アリかな、とも思いました。辛い味噌ラーメンを食べたときに、半ライスが欲しいなぁと思うのと同じかんじで、やきそばのソース味の合間合間に白飯を食べたいと思う心理は経験してみて初めて納得したものです。

名古屋の文化にはないので、大阪-名古屋間で文化の切れ目がありそうです。

さくら餅

関西風さくら餅 関東風さくら餅

これを知ったのは結構最近だったのですが、桜餅には関東風と関西風があるんです。ああ、無知って怖い。ちなみに名古屋は関西風。名古屋―東京間で分岐点があるようです。詳細はAllAboutに詳細説明がありますのでそちらをご参照。

関東風=長命寺

関西風=道明寺

http://allabout.co.jp/family/seasonalevent/closeup/CU20080310A/

すき焼き

すき焼き

関東は牛鍋とも言うようで、Wikipediaに違いが説明されていましたので少々引用。

関東のすき焼きは明治に流行した牛鍋がベースになっており、出汁に醤油砂糖みりんなどの調味料を混ぜた割下をあらかじめ用意し、割下の中で牛肉を煮る。関西のものは文字通り牛肉を焼く料理で、肉が焼けたところに砂糖を乗せるか、まぶし、醤油を直接加えて味付けをする。肉と水の出る野菜を同時に焼かない点、コンニャクなど肉を硬くする作用を持つものを一緒に焼かないことなど、関西の調理の手順には特徴がある。

名古屋は、関東風でした。あ、お店ですき焼きを食べるなんてことはほとんどなかったので、“名古屋の実家では”という補足。

駐車場

モータープール

これはただの呼び方の違いなんですが、駐車場のことを、大阪では「モータープール」という呼び方をします。造語ではなくて、ちゃんとした意味はあるんだけど、東京では使いませんねー。ちなみに京都でも使わないそう。まさに大阪限定なのかなぁ。

やしきたかじん

やしきたかじん

「大阪のテレビでは“たかじん”を見ない日はない」と言うほど、やしきたかじんは大阪のテレビでは有名です。ちなみに呼び方は「じん」にアクセントが入ります。いろいろあって、かなりの東京嫌いだそうで、Wikipediaでも読みたくなくなるほどの膨大な情報が記述されています。

ちなみに妻キクが一番最初に買ったCDは、たかじん。どんだけー。

というわけで、まだまだ些細なことはありますが、また溜まってきたら書きます。

ともあれ、お互いを理解することが大事。


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