ツヨライブ

Web業界で働く大村剛士(オオムラツヨシ)のWebマーケティングブログ。新しいユーザー体験を考えたり、紹介したり。

SaaSを導入してみて感じること 

SaaS, Web, 日記 1月 28th, 2009

特にインターネットサービスについて言えることなのだけれども、最近社内で新しいWEBサービスを導入し、サポートデスクを兼ねていたりしているのだが、ふと感じるのは、その新しいサービスをすんなり受け入れてくれる人と、運用に抵抗を感じる人の差が、同業の中でも相当あるんだなということ。

抵抗を感じている人のほとんどは、過去の方式を踏襲したいと強く思っており、そのやり方をなんとかして実現しようとする。一方ですんなり受け入れられる人は、何も言わず、新しい方式に則って対応してくれている。いったいこの差はなんなんだろう。年齢もバラバラなので、どうやら歳の差ではなさそうだ。

いろいろ考えた結果、今回導入したWEBサービスは、明らかに業務を効率化するツールで、使い倒せば便利になることは明白なのだけれども、そのへんを理解している人は「すんなり受け入れてくれる人」。一方、操作が変わるからめんどくさい、または従来と同様に表示できないからストレスに感じる人は「過去の方式を踏襲したい人」と仮置きしてみると、まあ納得できる分類になった。どちらが悪いとか良いとかいう議論をしたいわけではなく、これが順応性の差というやつなのだ。万人にすんなり受け入れてもらえると思っていては、逆にこちらがストレスで爆発してしまう。そうなったらうまくいくものも、うまくいかない。

それにしても、世の中は本当にSaaS化している。業務データなんて絶対外に出せないだろうと思っていたが、今の会社でも意外とあっさりクラウドに預けることになってしまった。まあ今の会社自体が法人向けにSaaSを販売しているのだから、自分たちが使わないでどうやって売ってくのっつー話ですが。

今後、間違いなく中小企業のITシステムは、XaaSに乗り換えていく。そしてその市場が成熟する頃、大企業が挙ってSaaSの波に乗っていく。個人的には5年後以降とみるが、そのときにイニシアティブを取れているか、という点が非常に重要。XaaSはランニングコストが安いため、かなりのボリュームでユーザを獲得しないとビジネスモデルが成り立たない。実際、ほとんどのベンチャーが、すぐに撤退を迫られ、体力のあるものだけが生き残る。本当に弱肉強食の世界。

偉大なる戦略家・諸葛亮孔明だったら、どのような手法を実践するだろうか・・・


Deliciousにブックマーク Yahoo!ブックマークに登録このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlにブックマーク

コメントをお願いします