ツヨライブ

Web業界で働く大村剛士(オオムラツヨシ)のWebマーケティングブログ。新しいユーザー体験を考えたり、紹介したり。
5月 - 18th

モバイルサイトをFLASHで見るということ

Posted at 09:35 | Filed Under IA/UX, Web, WebSite, Webビジネス, デザイン, マーケティング

最近、モバイルサイトをFLASH化して作る、みたいな話がある。スマートフォンが大盛り上がりの2010年だが、まだまだ普及端末は日本の「ガラケー」と呼ばれるタイプのものがほとんど。i-modeが始まって以降、EZ-Webやyahoo!ケータイがでてきて、その端末のために最適化されたモバイルサイトというものがもうホントに、ものすごい数できているのは今さら語る話ではないけれど、運営するほうも大変な労力だったりする。
Web業界の人には語るまでもない話だが、そんなに詳しくない人向けにお話ししておくと、世の中にはPC向けに作るサイトと携帯電話向けに作るサイトがあって、これまではそれぞれ全くの別物として作ってきた。さらに携帯電話向けのサイトは、同じように見えるサイトであっても実はドコモ向け、au向け、ソフトバンク向けのサイトを作っていることが多く、アドレスも
PC:http://www.aaa.com/
ドコモ:http://www.aaa.com/i/
au:http://www.aaa.com/ez/
Softbank:http://www.aaa.com/j/
のように、ディレクトリを分けて管理しているみたいなかんじが多かった。でもこれは10年ぐらい前の話。なんでケイタイサイトが分かれていたかというと、公式サイトとして登録されるために、キャリアごとに分けなければならなかった理由のほか、アクセス分析のためだったり、着メロをダウンロードさせるにもファイル形式が違うためだったり、キャリア別の絵文字に互換性がなかったりしたためだ。
URL一本化の実現
そして時代は流れ、そのへんを便利にしようとするサービスや技術が続々と開発された。一つはキャリア自動判定モジュール。これはサービスというよりも技術のほうで、Webサーバを司るApache(アパッチ)と呼ばれるソフトウェアが、携帯電話からアクセスされたときに自動的にその端末がどこのキャリアのものかを判別して、適切なURLを返すというもの。つまりサイトは上のように4つ運営しているものの、公開用のURLは一つでよくなった。「ドコモはこちら」のような表記を最近見かけないのは、そういうことだ。
iPhoneが変えた携帯電話の操作性
2008年頃から日本にiPhoneが上陸。モバイル端末でPCサイトと同じ画面を見ることができるようになった。もっとも以前からフルブラウザ機能はあったが、パケホーダイが適用されなかったり(あっても高価なプランだったり)Javascriptを使えないためにいろんな機能が使えなかったりなど、実用性は全くと言っていいほどなかった。一方でiPhoneは完全に定額制。そしてあの大画面と圧倒的に快適な操作性。この自由さを体験した頃からモバイルサイトのあり方が変わり始めた。
iPhoneが出てくる前からではあるが、その頃からモバイルサイトをFLASH化して見せようとするサービスが登場した。FLASH自体は前から端末には採用されているが、一部のバナーでの利用だったり、ゲームコンテンツだったり、利用は玄的的だった。サイトのFLASH化とは、サイト全体を全面的にFLASHで表現しようとするものだ。型さえ決めてしまえば、それにデータを流しこんでやるだけで、FLASHで作りこんだ最適なページを生成することができる。なかなか伝わらないかもしれないが、たとえばこういうもの。

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モバイルサイトというと、画面サイズやcHTMLの制限により、凝ったデザインやレイアウトはできず、ただひたすら段落を続けて記述していかなければならないため、ものすごく縦長のサイトになっていることが多い(2010年現在でも)。いつまでスクロールすれば終わるの?みたいなことを経験したことがある人も少なくないだろう。長すぎて長すぎて、自分が何を探していたかすら忘れてしまいそうになる。
そこでFLASHサイトの登場
それを解決するのがFLASHサイトだ。一度上のQRコードからアクセスしていただければわかると思うが、膨大な情報量をスクロールしなくても表示(切り替え)ができるというナビゲーションになっている。また初心者にも直感的な操作になっているので、わかりやすく、切り替えるたびに通信は発生しないのでストレスもない。ニチレイのレシピサイトはわかりやすい例だが、他にも不動産物件の検索や、デモにもあるが、座席予約なんかはとても適している表現方法だ。このページの型(テンプレート)を最初に決めてしまえば、あとはデータベースを更新するだけで自動的にページに反映されるので、運用者としても管理がしやすい。
さらに運用者を楽にする側面として、キャリア、機種に一切依存しない(※)ということが挙げられる。機種対応というのは、かつて非常にアナログ作業であり、市場に出ている全ての携帯端末で人が表示確認をするという超アナログ作業が大真面目に行われていた(今でもあるが)。そういう専門業者もいるくらいだが、これだけバンバン新機種が発売されると正直もう限界なかんじ。これらの作業をFLASH側で、画面サイズを判定して自動縮小/拡大したりして、吸収してくれるのだ。
※厳密に言えばFlash Lite1.1以上、というスペックが求められることが多く、おおよそ98%の携帯端末をカバーしている。一方で2%には対応していないが、こちらは古い機種だったりするので、この割合は徐々に0に近づいていくと思う。
FLASH化の課題
ただ、メリットばかりではない。「Webサイトは永遠のベータ版」と、ブラザー工業の方が先日のセミナーで仰っていたがその通りで、Webサイトというのは常に更新作業が発生する。時には大規模なデザイン変更も必要になってくる。そうしたとき、FLASHで作ったサイトというのは通常のHTMLに比べて変更作業が難しい。もちろんFLASHマスターが社内にいれば問題ない話だが、このご時世、そのために人を抱えておくほど余裕のある企業も少ないだろう(だってほとんどの企業にとってWebサイトを作ることは本業ではないのだから)。そのため、そういうことができる制作会社に外注するわけだが、当然、HTMLを編集するよりもコストがかかる。頻繁に更新作業が発生すると、かえってコスト高になってしまう。雑な言い方をすれば、融通がきかない。
システムの観点からも課題はある。FLASHサイトというのは、アクセスする度に必要なデータをデータベースから引っ張ってきて生成する、「動的サイト」に分類される。動的サイトというのは、アクセスする度にサーバー側のプログラムを動かすわけだから、サーバー側の負担がかかる。そのため、静的サイトに比べてアクセス負荷に弱い。大量のアクセスが予想されるようなサイトでは、なかなか採用できないのが現状だ。あとはSEOについても、現段階ではいいとも悪いとも言い難い。このへんは速い速度で進化をしていくので、深くは言及しないが。
さらに、すでに普及しているサイトの(縦長)レイアウト構成に慣れてしまっている人も多く、急にFLASHサイトに出会うと来訪者を混乱させかねないため、かえってユーザビリティを落とすことにもなる。だから今先進的な企業がFLASH対応をしていても、実はレガシーなサイト構成を並行して運用したりして、“実験的に”運用していたりするのだ。
主流が何かを見極めることも重要
一方で、FLASH対応については、Appleが「FLASHは古い」として見切っている。AdobeはそんなAppleに、ラブコールを送っている。今後、ガラケーと呼ばれる日本の携帯は、3年から5年かけて急激に衰退していくとともに、スマートフォンの割合が膨らんでいくと予想される(iPhone以外でも、国内、海外のベンダーが出してくる端末がそうなってくるはず)。Appleが「FLASHは古い」と言っているのは、HTML5、CSS3の普及により、FLASH機能を代替しようと考えているからだ。もしAppleの考えが正しければ、「モバイルサイトのFLASH化」を検討することは、今は良くても3年後、5年後を考えると、勿体無い話になるかもしれない。
とはいってもWebサイトの寿命は3年〜5年程度。Webというのはこのくらいのサイクルで、時代に合わせたリニューアルをしていくのがちょうどいい。だったら当分続くガラケーユーザーの方たちのために、FLASHを採用するっていうのもアリか。
あなたの企業サイトも、FLASH化したら便利になるかどうかという適性をみて判断してほしい。

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5月 - 2nd

Likeボタンが流行ってる

Posted at 05:21 | Filed Under Google, SEO, Web, WebSite, Webビジネス, コミュニケーション

最近急に目にするようになったのが、facebookでおなじみの、likeボタン。キャッチアップできていなかったが、調べてみたら先週facebookが発表した新サービスだったそうで。なるほどたしかに海外のサイトで多かったわけだ。自分のサイトでも、別にfacebookのヘビーユーザではないけれど、流行にのって設置してみた。こんなかんじで。

とりあえず、自分で「いいね!」。。。。と。
CNNによれば、このサイトはGoogleにとって悪夢な出来事だそうで。この記事の内容をまとめるとこう。
Googleはオープンウェブ上のデータを収集・分析して、ここまでの地位を築いたが、likeボタンの情報は収集できない。
likeボタンを設置したサイトが増えれば増えるほど、facebookへのトラフィックが増え、地位が向上する。
facebookの地位が向上すれば、ユーザーからの信頼度も獲得できる。
SEOは、Google/Yahooが創出した、一大産業だが、それが壊れるかもしれない。
というわけで、これからはFEO(Facebook Engine Optimization)というビジネスが生まれるかもしれない。Web業界はいつになったら落ち着くのかね。

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4月 - 25th

自分のファッションを判定してくれるサービス – Springwise

Posted at 12:36 | Filed Under Web, WebSite, Webビジネス, デザイン, マーケティング

こういうサービス、日本にもあるのかな。自分のファッションについてコメントをくれるサービスです。

Much the way RestyleMe and checkyourimage.com let consumers get fashion and image advice from the crowds, so GoTryItOn gives people a way to get feedback on particular outfits.
Based in New York, GoTryItOn lets users upload digital snapshots of themselves in various outfits. Along with each outfit, they can list the brands included and indicate whether [...]

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